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色素性母斑(ほくろ)
色素性母斑(ほくろ)は色素細胞 (メラノサイト)の局所的増殖による一般的な良性皮膚病変です。放置してかまいませんが整容的な観点から治療を望まれる人は多いです。
治療
平坦なものはQスイッチレーザーで治療します(自費診療)。
盛り上がったものは炭酸ガスレーザーあるいはプラズマペンで盛り上がりを焼灼して平坦になったところで色素が残っていればQスイッチレーザーで色素を焼灼します(自費診療)。
レーザー治療を行ったあとは一時的に傷になります。皮膚が傷を覆う(上皮化)までは自宅でワセリンをぬってバンドエイドを張っていただきます。通常1-2週間で上皮化が起こり1か月以内には傷跡が目立たなくなります。赤みだけがしばらく残ることがありますが化粧でカバーできます。 通常一度の治療で終了しますが深いところまである場合には残る場合もあります。半年たっても消えなかった場合は再度レーザー治療を行うか切除することになります。
基本的にほくろはレーザー治療で行ったほうがきれいに取れるのですがレーザー治療が適さないもの(直径6mmを超える大きなものや病変が深いところにあるものなど)については切除する場合もあります(保険診療)。
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