top of page
肥厚性瘢痕
肥厚性瘢痕とは手術や怪我の跡が赤く固く盛り上がるものを言います。
整容的な観点から悩まれている人も少なくありません。
帝王切開のあと、胸や背中の重症ニキビのあと、などによる肥厚性瘢痕は当院でもよく相談を受けます。
ステロイドの外用及び局所注射が一般的に行われる治療です。また自宅でのシリコンジェルシートによる圧迫療法も効果的です。
しかしそれらの治療が効果が十分ではないことも少なくはありません。
治療
主に炭酸ガスレーザーを用いて治療します。
炭酸ガスレーザーは皮膚を焼灼して削ったり孔を開けることができます。
当院の炭酸ガスレーザーは高機能です。比較的新しい技術である糸よりも小さな穴を無数に開けるフラクショナルというモードを使って治療します。病変の状態によってはあえて昔からある炭酸ガスレーザーと同じ方法でしっかり焼灼する方法も使います。
ロングパルスヤグレーザーを組み合わせて治療することもあります。
ロングパルスヤグレーザーは2週間から1ヶ月おきに照射を繰り返し1年から3年ぐらいを目処に治療を継続します。すぐに効果が出るものではありませんが他の治療では効果がなかった肥厚性瘢痕を改善することができます。
bottom of page