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老人性いぼ(脂漏性角化症)老人性色素斑(日光黒子)

40歳以降に出現し加齢とともに増える皮膚の良性腫瘍です。通常のイボ(尋常性疣贅)のようにウイルスが原因ではありません。

脂漏性角化症は、顔面、頭部、手背など日光に当たる場所によくできますが、日に当たらない部分にも発生します。

色は褐色調から黒色です。盛り上がったものを老人性いぼ、盛り上がりのないものを老人性色素斑、と呼びますが本質的には同じものです。しかし両者は外観や治療はやや異なります。


治療

炭酸ガスレーザーで治療します。

当院の炭酸ガスレーザーはスキャナ付きですので安全に組織を焼灼することができます。

平坦なものはできるだけ焼灼した組織(焼痂)を温存します。そのほうが治りもきれいで痛みも少ないです。

しかし隆起の強いものは残存組織がないか焼痂を拭き取って確認しながら治療するため焼痂を残すことが出来ません。治るまではナイーブな皮膚がむき出しになりますので上皮化するまでしっかり保護していただきます。

    (C) 2018 医療法人よつ葉会

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